November Full Moon
11/18の深夜に満月が昇って来たので、
雲に隠れながらちらちら見え隠れする
冷たく青白い光を煌々と放つ満月を
捕らえてみた。
中国の故事に、
どのようにしたらあの美しい月を
持って行く事ができるのか、
という問答があったけど。
当時はカメラなんて無い訳だけど
それでも、たらいに入れた水に写る
月を持って行った小僧がいたそうな。
写真の技術というか、動く映像が
そこには映し出された訳で、
なるほどな
と思うわけです。
東の空に上がって来る訳だけど、
彗星が見たいばかりに
毎朝5時に起きるも
沖縄のこの時期は雨天か曇りの日が
多い。
今、見かけ上の彗星の位置は
夜明け前の日光に近い場所に
出るんだけど、
6時半頃、高台へ向かって行ったら
夜明け間近で、白々とし
すでにタイミングを逸した。
翌日は5時に起きて東の方へ向かったが
肌寒く、寝静まっているはずの与那原、南風原には
地上の星がうすぼんやり輝くばかり。
星は満月の明かりで一等星、二等星だけは
明るく見えるのに、五等星となるとかなり
暗いのです。
それでも今、世界中でこの彗星が光度を増している。
彗星アイソン、すでに尾の長さが
なんと20,000,000kmまで延びているのです。
人類史上もっとも明るくなると予想されています。
太陽から離れても、地球に50,000,000kmまで近づくので
とても大きく見えるそう。
クリスマスの頃にサンタクロースが乗って
やって来そうですね。