今年で3年目ですが、伝統的なガラス風鈴製作所「篠原風鈴工房」に行って参りました。1200°に熱せられた炉の中でドロドロに溶けていくガラス棒、
オレンジ色に溶けたガラス管を吹くと、ぷくっと膨らむ、
それを職人さんがくるくる回して炉に入れる、今度は強く吹くと、
「ぷ~~~」って膨らんで、
針金の棒を差し込んで、レンガにあてて、穴をあけて、また炉の
中に入れて回す。
最後に穴が開いた状態で思いっきり強く吹くと、空気の漏れる音がして、最後に形を整える。
こんな工程でできたガラス風鈴を約30分ほど、大気で冷やしていく。
その間、職人さんがやすりで、口の部分をしゃりしゃり磨いていく。
実はガラス風鈴の口は、ぎざぎざなんだ。もし炉の中でつるつるになるまでとかしたら
ああいうしゃり~んという音は響かないんだとか、
あの音はガラス棒とぎざぎざな表面を持つガラスがこすれ合う音なんだって
日本人はその音に風情を感じる、風を音にして愛でる人種は、
日本人これほど季節感をもっている人種もめずらしいそうだ。
今回は、ガラス玉の内側に塗る時に、重ね塗りにチャレンジ、夜の背景に浮かぶ花火を
イメージしました。夏休み中ともあってやってくる家族連れと子供たちがわいわいがやがや
で集中できないんだけど、描いていると、周りの子供や少年少女たちが僕の風鈴をみて
ああいうふうに描いてみたいといい始めるけど
アクリル絵の具が乾くまで時間もかかるし、混ざらないように
描くのも大変だ、
絵の具は完全に乾くと、他の絵具と混ざらないんだけど。
やっぱり鈴の取り付けをしているときに、目の前には職人さん
が描いたプロのガラス風鈴がずらりと並ぶと、欲しくなるんだ
よね。
みなさん買って行きはりましたぁ~
http://
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